答え(金融政策と金利)
前回の問題と答え
今回の問題は、前回の問題(前回の問題は → こちら)
に関連して金融政策に着目してみましょう。
為替相場の変動がきっかけになり、金利に影響を与え、何らかの理由で
1米ドル100円から「円安ドル高」になった場合、アメリカ商品を1米ドル
で購入(輸入)しようとすると、110円、120円と日本円での購入価格は上昇
します。
輸入品の価格が上昇すれば、国内物価の上昇にもつながり、国内の資金需要が
増加してお金を借りたい人も増えます。したがって、円安は金利の上昇要因、
円高は金利の低下要因となります。
では、問題です。
金融政策を緩和すれば、国内金利は(①低下②上昇)
します。
①、②どちらでしょう?
答え
↓
答え ①低下 です。
解説
問題に答えがありますよね。
緩和と引締について、過度なインフレーションを抑制するため
日本銀行は、一般的には金融引締政策として政策金利を高めに誘導します。
反対に円高が進み、物価の下落が継続すると、購買意欲を高めて生活活動を活発
にするため、日本銀行は、一般的には金融政策緩和対策として、
政策金利を低めに誘導します。
金融政策 緩和↓ = 国内金利 低下↓
金融政策 引締↑ = 国内金利 上昇↑
です。
日本FP協会のテレビCMです。
https://youtu.be/k8B9WxEvzq4
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