複利計算(年金終価係数)
前回の続きです ( 前回は → こちら )
今回は、年金終価係数です。
例題
利率3.0%で複利運用しながら毎年100万円ず積み立てた場合、15年後にいくら
貯めることができるのか?
答え
100万円 × 18.599(年金終価係数) = 18,599,000円
となります。
解説
上記の計算では年金終価係数を使用します。
一定期間にわたり複利運用しながら一定額を積み立てた場合、将来いくらになるのかを
算出するために使う係数です。減債基金係数とは逆に、毎年の積立額から将来の(元利合計)
を求めるときに利用します。
毎年の積立額 × 年金終価係数 = 将来得られる金額
です。
年金終価係数は
年金終価係数:(1+r)n-1/r
で表すことができ、r:利率(年間の運用利率)とn:期間(年)
となります。
電卓(場合によっては関数電卓)や係数表などがネットなどで拾えたり、エクセル
などを利用しても簡単に計算することが可能です。
次回は年金現価係数です。
FP協会のテレビCMです。
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この記事は、抽象的かつ一般的な法令や税務等に関する説明、また計算方法により
算出し掲載しております。今後新たな通達等で変更となる場合がございます。
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