複利計算(終価係数)
こんにちは。
今回は複利の計算についてシンプルに解説してみたいと思います。
今後見込まれる現在価値での収入や支出を将来の価値に計算し直し
運用によってどのくらい増やせるのか、または逆算してどのくらい
必要資金を確保すればよいのか、、そのためどのくらいの積み立てが
必要なのか?などの計算です。
このような計算は6つの係数を使用して計算することで導くことができます。
言葉にすると複雑に感じるかもしれませんが、今回は6つの中の一つ
終価係数を使った簡単な例題を載せてみたいと思います。
例題
100万円を利率3.0%で10年間複利運用するといくらになるのか?
答え
100万円 × 1.344(終価係数) = 134.4万円
となります。
【解説】
上記の計算では終価係数を使用します。
現時点で保有している元本を、一定期間にわたり一定利率で複利運用
した場合、将来いくらになるのかを算出するために使う係数です。
現在の価値から将来の額(価値)を求めるときに利用します。
現在の金額 × 終価係数 = 将来得られる金額
です。
終価係数は
終価係数:(1+r)n
で表すことができ、r:利率(年間の運用利率)とn:期間(年)
となります。
電卓(場合によっては関数電卓)や係数表などがネットなどで拾えたり、エクセル
などを利用しても簡単に計算することが可能です。
次回は現価係数です。
FP協会のテレビCMです。
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この記事は、抽象的かつ一般的な法令や税務等に関する説明、また計算方法により
算出し掲載しております。今後新たな通達等で変更となる場合がございます。
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