複利計算(減債基金係数)
前回の続きです ( 前回は → こちら )
今回は、減債基金係数です。
例題
5年後の住宅購入の頭金として500万円をためるには、複利運用利率3%の場合
毎年いくら積み立てればよいか?
答え
500万円 × 0.18835(減債基金係数) = 941,750万円
となります。
解説
上記の計算では減債基金係数を使用します。
複利運用によって一定期間後に所定の金額を得るためには、毎年いくらずつ
積み立てればよいかを算出するために使う係数です。将来の目標額を貯めるために
必要となる毎年の積立額を求めるときに利用します。
将来の必要金額 × 減債基金係数 = 毎年必要な積立金額
です。
減債基金係数は
減債基金係数:r/(1+r)n-1
で表すことができ、r:利率(年間の運用利率)とn:期間(年)
となります。
電卓(場合によっては関数電卓)や係数表などがネットなどで拾えたり、エクセル
などを利用しても簡単に計算することが可能です。
次回は資本回収係数です。
FP協会のテレビCMです。
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この記事は、抽象的かつ一般的な法令や税務等に関する説明、また計算方法により
算出し掲載しております。今後新たな通達等で変更となる場合がございます。
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